ちょっと深入山まで バックカントリー

U.字

2015年02月13日 06:00





何とかの一つ覚えかというくらい この冬4度目の深入山

過去3回で感じたこと、反省したことを活かし、できる限りの準備をして挑んできました



今回の一番の目的は家族全員で登頂すること

前回単独でスノーシューで山頂まで行ってきたので

今回スノーシューを履く妻は頑張ればたぶん大丈夫

問題は過去2回とも途中で根をあげた娘

やはりスキーブーツで登るのは無理っぽいので登山靴に自作カンジキを履かせてスタート








自分と娘のスキー(ブーツ付き)を担ぎ、更にスキーブーツのツボ足で登る私は

ちょっとハンデありすぎのような気もするけど頑張ります







多くの方がスノーハイクやバックカントリーで登られる山なので

休日にはしっかりとしたトレースがあり、そこを外さない限り滅多に沈み込むことはありません

結局 娘は途中からカンジキ外してトレースの上を普通に歩いて登っていきました(笑)








たまに雲の切れ間から日が差してきますが、基本ずっと曇り空だったのがちょっと残念







過去2回ともリタイアしたあたりから急に風が強くなってきました

時折立っていられないほどの突風が吹くことも


だんだんと娘の心が折れかかった頃・・・

いつもお世話になっているアウトドアショップの店員さんに遭遇

疲れと寒さと不安でいっぱいいっぱいの我が家にとって

こういう時に出会えるとすごく心強いです








娘も元気とやる気を取り戻し山頂までのラストスパートです







がんばってがんばって遂に山頂に到着~♪







登頂の喜びのポーズ







山頂から360度バックカントリーのトラックが広がっています

滑る人 休む人 写真撮る人 登ってくる人 下っていく人

雪の積もった山頂にこんなにたくさんの人がいて その中に私達もいる

なんだか不思議な感覚でした







山頂で食べようと担いできたスパムおにぎりを食べ

記念写真を撮ったら

いよいよお楽しみの滑降の時間です

苦労して 時間かけて登っても滑り降りるのはあっという間

ベテランの方々のように何本も登ることなんてできないので

安全に確実にスタート地点に戻れるようにコースをよくよく確認します。



視界の範囲内でおよそのコースを決め

娘が先行 私が後に続きます 妻はスノーシューで自力下山です














思っていた以上に気温が高かったためか ここ数日で降り積もった雪も重くなってて

期待してたほどのパウダースノーではなかたけど 十分に楽しむことができました


家族全員で山頂まで上るという目標は達成できました♪


しかし装備や技術、知識や心構えなど まだまだ足りていないことばかりです

ちょっとした判断の間違いや油断で 危険な目に遭う行為であることを自覚して

もっと楽しく安全に楽しめるようになれたらいいなと思います









おまけ

今回娘に履かせてみた自作カンジキです

一応、娘だけでなく妻や私の登山靴やスノーボード・スキーブーツにも対応できる仕様になってます







スノーシューよりも軽量で雪面のグリップも抜群です

下山後に麓で歩き回ってみましたがかなりいい感じでした

ただしスノーシューのように踵が浮かないので圧雪された急斜面の歩行は難しいような気がします

家にあった物の寄せ集めで作った割にはよかったかなと思います

強度と耐久性に問題がないようならもう一つ改良版を作って家族全員分を揃えたいな








あとどれだけ雪遊びできるかわかんないけど

ギリギリまで悪あがきするぞ!






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