2018年03月07日
雪上デイキャンプ

もうこの冬最後になるかもしれないから
雪の上で肉焼いて食いたい
雪の上で小枝拾って焚き火したい
雪の上で豆挽いてコーヒー飲みたい
もうこの冬最後になるかもしれないから
もう一度雪遊びしたい





泊まりでやってきた仲間も加わり 贅沢な時間を過ごす
タープ下で夜を過ごす二人のために少しでも風よけになればと雪壁の置き土産を残し退散

この冬最後の雪遊びかもしれない
そうなっても満足できるくらい 雪と寒さに恵まれたいいシーズンだったな
Posted by U.字 at
09:39
2018年03月02日
Crazy Snow Camp.2018-2nd

この冬はいっぱい雪が降った
特に週末にとってもいい雪が降った
おかげでスキー場やバックカントリーではいっぱい楽しめた
そのせいもあり雪中キャンプにまだ1回しか行けてない
最近どんどん暖かくなる
もうすぐ春がやってくる
雪がなくなる前にキャンプ行かなきゃ

雪はあるところにはまだある
除雪もされず、いまだ車道は深い雪に閉ざされている
テン泊装備を背負い、薪と酒を引き、今夜の野営地まで歩く

到着した者から自分の寝床を作り
皆が揃ったところで今夜の憩いと宴の場を作る

積雪1mの雪原を掘ると、そこに雪の円卓ができる
その上にタープを低く張り、隙間に雪のブロックを積んで塞ぐ
地(雪)上1m、地(雪)下1m、半地下のスノーシェルターの完成

なんとか日暮れ前に内装工事や物資の搬入、照明の設置まで完了
暗くなるまでの 雪原が一番綺麗な時間
焚き火とキャンドルで照らされた宴会場を眺めながら乾杯





周りが暗くなり、気温も氷点下に
そろそろ中へ入ろうか

半地下状態の怪しさ満点の空間
掘り下げたスロープを下り、トンネルをくぐって中へ

雪の円卓をみんなで囲む
座ってる位置は完全に雪の中
目線がちょうど地(雪)面のあたり

車乗り付けのオートキャンプじゃないから荷物は最小限
雪テーブルの上にジップロックやタッパーのまま放り投げ
盛りつけは雑でもみんなが持ち寄ったキャンプ飯はどれも最高に旨かった!
更にカクテルまで出てくるし

半地下で外気が遮断されてるから意外と寒さは厳しくない
狭い空間のおかげもあり、調理や湯沸しの熱がそのまま暖となる
但し、出入り口やタープの隙間から、換気と同時に冷気と暖気も入れ替わる
アタッチメントのヒーターを使い最低限の室温はキープさせ夜を過ごす

仲間同士での雪中キャンプでは、大型シェルターと薪ストーブを持ち込むスタイルが多かったけど
今回はシェルターもストーブも持ち込まず、参加者全員の知恵と工夫で作り上げた空間
見た目や雰囲気は気になるところだけど
一番大事なのは、全員が何事もなく楽しく夜を過ごし
無事に朝を迎え、元気に帰宅を待つ人の所に帰り着くこと
ノリや勢いだけで調子に乗ったり、油断や過信があると必ず痛い目に遭うことを忘れてはいけない
いろんな事を想定して準備を行い、無理や無茶を絶対にしない、リスクの低い最善の選択と判断をする
自然の中で遊ばせていただく上で守らなくてはいけないこと
翌朝

みんなが揃ったところで朝ごはん

雪中野営にしては中々見栄えの良い朝食
道具を乾かしながら少しずつ片付けを進め
余り物で昼食を済ませ
昼過ぎに撤収


消費した食料と酒と燃料(薪・ガス・ガソリン・アルコール)の分だけ
軽く少なくなった荷物のおかげで足取りも軽い
全員が無事に帰宅して今回の全日程が終了

少しずつ確実に雪が減っていく
少しずつ確実に春が近づいてる
嬉しいような
寂しいような